育毛剤でよく見る成分ミノキシジルって?

薬局で売られている育毛剤の成分としてミノキシジルを強調している製品があります。このミノキシジルとは何なのでしょうか。

ミノキシジルとは発毛や育毛の作用のある成分で、もともと1960年代にアメリカのアップジョン社(現在、世界的製薬会社として有名なファイザー社のこと)血圧を下げる薬として開発されました。

血圧をコントロールするための薬として血管を広げる作用を主目的として作ったのですが、多毛症と呼ばれるあらゆる体毛が濃くなる副作用が発見されたのです。それを頭皮の脱毛症の回復に使用したところ非常に効果が見られたため、発毛や育毛を目的として再度開発、発売されました。

しかし、当初飲み薬として発売を目指したもののイヌを用いた実験で心疾患を引き起こす副作用が発見されました。そのため比較的緩やかな作用を示す塗り薬(外用薬)として発売された経緯があります。

このように偶然に発見された成分であるため、多数の製品が販売されるようになった2019年現在でも作用の仕方は分かっていないという薬でもあります。しかし、効果が得られることは事実であることから発毛、育毛剤としてアメリカや日本を含む全世界で販売されているのです。

なぜ医薬品なのか

これは元々血圧を下げる血管拡張剤として開発されたためです。また臨床試験でも発毛効果が見られているのでそういった意味で医薬部外品の育毛剤ではなく、医薬品として販売しています。

医薬部外品は効くであろう成分を配合してはいますが実際の臨床試験(厳しい条件でどちらも本物の薬か偽物の薬か分からないという状況で試験を行う)を行っていないため効果は疑問な場合も少なくありません。

女性用としてもミノキシジルは使えるのか?

1%であれば今の日本でも認可されているので使うことができます。ただ、5%のものに関しては日本では女性での臨床試験が行われていないので認可されていません。

男性と女性では脱毛の原因が異なるので、まずは認可された1%のものを使用するのがおすすめします。

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